京都府京都市の海鮮居酒屋で初回施工を実施しました。

8月上旬にとある海鮮居酒屋で初回施工を実施しました。
初回施工前の現場調査のヒアリングでは、置き型の殺虫機を置いているにもかかわらず店内全域でチャバネゴキブリを目撃するとのことでした。

現場調査したときには、殺虫機の周りにはチャバネゴキブリはあまりいなかったものの、厨房什器下に溜まっていたゴミ内部には多数のゴキブリが確認されました。
殺虫機から出される殺虫成分は有効的であることは間違いないですが、複雑な構造物の内部までは届きにくいことがあります。
店内で繁殖しているチャバネゴキブリを完全駆除するには、徹底的にゴミを取り除いた上で薬剤処理する必要があることをお客様に説明しました。
ゴミが厨房内に溜まっている状況はゴキブリ繁殖場所となるだけでなく、散布した薬剤への接触可能性が下がることが考えられます。
クリーンライフのゴキブリ駆除施工では、必ずゴミの掻き出しを実施して、ゴキブリが繁殖しにくい環境づくりを行っています。

掻き出したゴミはそのままにした状態で退店します。
掻き出したゴミをそのままにして帰る理由は、どのようなところに、どのような種類のゴミが溜まりやすいのかをお客様に認識してもらうためです。
今回の海鮮居酒屋では、厨房の各什器下から大量のゴミが掻き出されました。
掻き出したゴミの様子は下記の画像を参考にして下さい。

靴や瓶など明らかな不要物が見られます
積年のゴミたち
ショーケース冷蔵庫下のゴミは取りにくく見逃されがちです
空いたペットボトルを放置していたようです
袋ゴミが多く見られます。ゴキブリが好みます。
油で汚れたゴミです

厨房全域からゴミが大量に出ていることから、普段の清掃意識が欠如しているか、
または清掃していたとしても清掃方法に問題があるのではないかと推測しました。
店舗の方に普段の清掃方法を伺うと、床面に落としたゴミは回収せずに、営業終わりに床面全体に水を撒いて清掃しているとのことでした。
この清掃方法は問題点があり、見えている範囲の床は綺麗になっているかもしれませんが、
水を床面に流すことでゴミ等は什器下へ押し込まれることになります。
什器下に押し込まれたゴミは存在に気づきにくく、清掃が行き届いていると誤認してします可能性があります。
普段からゴキブリが繁殖しにくい店内環境にするために、床面のゴミを回収してから水撒きを行ってくださいと店舗の方へアドバイスさせていただきました。
ゴキブリ駆除の基本は薬剤施工ではなく、清掃の行き届いた清潔な店内環境を作ることからです。

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